ニュース 電子 作成日:2017年11月3日_記事番号:T00073739
日東電工は2日、中国の液晶テレビ向け大型偏光板需要の拡大に対応するため、杭州錦江集団、および傘下の偏光板メーカー、深圳市盛波光電科技(SAPO)、昆山之奇美材料科技(昆山奇美)と技術提携契約を締結したと発表した。今回の技術提携により、日東電工は最大5年間、杭州錦江集団グループが中国で世界最大級の偏光板前工程設備を導入する支援を行い、最大150億円の技術支援料を受け取る。3日付電子時報は、偏光板業界の日本、台湾、中国提携は初めてと指摘した。
昆山奇美は、奇美材料科技(チーメイ・マテリアルズ・テクノロジー)の中国子会社で、杭州錦江集団も出資している。
昆山奇美は日東電工から2.5メートル幅の偏光板生産ライン3本の導入支援を受け、技術支援料75億円を支払うことになる。
奇美材料の何昭陽董事長は、昆山奇美の工場棟には生産ライン2本が設置可能で、第2四半期に1.49メートル幅の生産ラインの量産を開始しており、2本目は2.5メートル幅の生産ラインと決まっていると述べた。残り2本の2.5メートル幅の生産ライン設置先は未定だ。
何董事長は、契約期間は5年間だが、新たな生産ラインの稼働状況を見て、延長するか判断すると述べた。
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