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10月バイク販売6.2%増、補助金縮小の駆け込み需要で【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年11月3日_記事番号:T00073741

10月バイク販売6.2%増、補助金縮小の駆け込み需要で【表】

 10月のバイク新車登録台数は8万3,848台で、前年同月比6.2%増と予想を上回った。気温が下がり非需要期入りしたものの、来年1月から政府の2ストロークエンジンバイク(2ストバイク)の買い替え補助金額が3分の2に縮小することから、駆け込み需要が広がった。3日付工商時法が報じた。

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 2ストバイクの買い替え補助金額は、今年は1,500台湾元(約5,700円)で、来年は1,000元へと500元縮小される。また電動バイク購入に対する補助金も来年から500元縮小される。業界関係者は、駆け込み需要により通年のバイク販売台数は前年比10%増の95万台となり、過去20年で最高を記録すると予想した。

 10月のブランド別販売台数は▽光陽工業(KYMCO)、3万1,210台(前年同月比10%増、シェア37.2%)▽台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)、2万3,166台(9.4%減、シェア27.6%)▽三陽工業(SYM)、1万7,724台(19.8%増、シェア21.1%)▽睿能創意(Gogoro台湾)、4,587台(284.5%増、シェア5.5%)▽PGO、3,606台(17.5%減、シェア4.3%)──となった。業界関係者は、KYMCOとSYMは、買い替え補助金と組み合わせた販促キャンペーンが奏功した一方、ヤマハ台湾は商品価格がライバルよりやや高く販売が伸び悩んだと指摘した。