ニュース 商業・サービス 作成日:2017年11月3日_記事番号:T00073744
台湾最大のインターネット通販サイト「PCホーム」を運営する網路家庭国際資訊(PCホームオンライン)が2日発表した第3四半期決算は、純損失が1,451万台湾元(約5,400万円)となり、ここ数年で初の赤字に転落した。連結売上高は72億9,900万元と前年同期比15.2%増加したが、倉庫拡張で費用が3億4,500万元増えたためだ。3日付経済日報が報じた。
網路家庭傘下でB2B2C(企業が別の企業を通して消費者と取引を交わすこと)サイト「PCホーム商店街」を運営する商店街市集国際資訊は第3四半期の純損失が3億元に上った。1株当たり純損失は12.64元と過去最大だった。売上高は2億8,700万元、粗利益率は11.66%だったが、今年から同サイトの「個人売場」でコンビニ受け取りの運賃、出品手数料、クレジットカード決済の手数料などを無料にしてきたことで、販促費が3億1,000万元と大幅に増えたためだ。
業界関係者は、シンガポールの「蝦皮拍売(ショッピー)」などが台湾のネット通販市場に進出していることを受け、台湾のネット通販業者は最も苦しい状況にあると指摘した。
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