ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年11月6日_記事番号:T00073768
統計によると、台湾の自動車修理工の数は約8万4,000人で、自動車83台に1人という割合にとどまっている。簡単な定期点検でも1~2週間を要する背景には、深刻な人手不足がある。6日付工商時報が伝えた。
修理工不足は自動車メーカーによるリコール(回収・無償修理)への対応から見て取れる。自動車メーカーが昨年自主的に行ったリコールは67万2,000台が対象で、作業時間は延べ82万8,000時間が必要だった。リコール対応は以前は3カ月で終了していたが、現在は1年半かかることも珍しくないという。
求人サイト「104人力銀行」によると、自動車エンジン関連の技術者の求人には、10件に4件程度の応募しかないのが現状だという。
自動車メーカーが実施する顧客満足度(CSI)調査では、アフターサービスに対する不満が根強い。メーカー側は十分なエンジニアを確保することが重要だと認識しているが、今年から実施された一例一休(週休2日制)などで人手不足の解消にはめどが立っていない。
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