ニュース 商業・サービス 作成日:2017年11月6日_記事番号:T00073770
台北喜来登大飯店(シェラトングランド台北ホテル)などを運営する寒舎餐旅管理顧問は3日、同社初の国際リゾートホテル「礁溪寒沐酒店」を宜蘭県礁渓郷にオープンした。同社にとって台北以外の地方への進出は初となる。客室数は190室で、初年度での損益分岐点到達を目指す。4日付工商時報が報じた。
頼英里董事長(左3)は、同ホテルでは、自然の名湯や美食、風情により、ゆったりと静かな時間を過ごせるとアピールした(3日=中央社)
寒舎餐旅の蔡伯翰執行長は、客室稼働率、平均客室単価(ADR)ともに、宜蘭県のリゾートホテルの平均水準以上が期待できると話した。交通部観光局の統計によると、宜蘭県礁渓郷の2大国際ホテル、礁溪老爺酒店(ホテルロイヤル礁溪)と長栄鳳凰酒店礁渓(エバーグリーン・リゾートホテル礁渓)の客室稼働率は70%以上、平均客室単価は7,000台湾元(約2万6,000円)前後だ。
寒舎餐旅はまた、台北市の南京東路、松江路の交差点にブランドホテルを2019年第4四半期をめどにオープンする。蔡執行長は、昨年から中国人観光客は減少しているが、台湾の観光産業全体では今後も成長が期待できると予想。開発の手は緩めない考えを示した。
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