ニュース 公益 作成日:2017年11月6日_記事番号:T00073778
台湾では温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の排出量が今年は2億9,300万トンを超え、過去10年間で最高に達する見通しだ。政府としては、CO2排出削減に意欲を見せているものの、「脱原発」路線で石炭火力発電所の稼働が増えていることがCO2排出量増加の要因とみられる。6日付聯合報が伝えた。
行政院環境保護署(環保署)の李応元署長は同紙の取材に対し、「短期的には石炭火力発電への切り替えがCO2排出増加の主因となる」とした上で、「それはエネルギー転換初期の過渡的段階であり、CO2排出量はここ1、2年が多くなるが、再来年からは徐々に低下する」との見方を示した。
李署長はまた、景気回復、製造業の活況、住宅地の拡大などもCO2排出増の一因になるとの認識を示した。
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