今年賃上げを行った上場・店頭公開企業は９月末時点で159社となり、このうち電子部品関連が18社、半導体関連が15社、バイオ医療関連が12社、金融関連が８社だった。上げ幅は0.5～20％だった。６日付蘋果日報が報じた。
半導体メモリー大手の華邦電子（ウインボンド・エレクトロニクス）が15%以上、液晶パネル大手の群創光電（イノラックス）が最大20%の賃上げを行った。ハイテク産業の平均上げ幅は３～５%だった。
2016年は上場・店頭公開企業225社が賃上げを行い、このうち電子部品関連が26社、半導体関連が17社、石化関連が13社と、上位３位を占めた。15年に賃上げを行ったのは192社で、このうち半導体関連が20社、パソコン・周辺機器関連が18社、電子部品関連が14社、金融関連が10社だった。
