ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年11月7日_記事番号:T00073793
自動車大手、裕隆集団の主要3社が発表した第1~3四半期純利益は計103億3,900万台湾元(約390億円)と前年同期比30%近く増え、近年の同期で最高だった。7日付工商時報が報じた。
裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の第1~3四半期純利益は21億500万元で前年同期比13.6%増加した。自社ブランド「LUXGEN(ラクスジェン)」を中国で製造販売する東風裕隆汽車の損失が縮小し、第3四半期純利益は10億1,400万元と前年同期比85.04%増えた。
中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の第1~3四半期純利益は32億7,000万元で前年同期比14.66%増加した。台湾生産中型セダン、三菱グランド・ランサーの開発費がかさんだ他、台湾市場の競争激化で営業費用が増加したものの、中国の東南汽車などへの投資利益が拡大した。
裕隆日産汽車は、第1~3四半期純利益が49億6,400万元で前年同期比48.76%増だった。裕隆日産は、中国の東風汽車集団との合弁、東風日産乗用車の第1~3四半期の投資利益が43億4,500万元と前年同期比26.05%増加したことが大きく貢献した。第4四半期は中国の自動車市場の需要期のため、通年の投資利益は60億元に達するとみられる。
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