ニュース 石油・化学 作成日:2017年11月7日_記事番号:T00073794
台塑集団(台湾プラスチックグループ)が6日発表した10月売上高は1,267億3,500万台湾元(約4,780億円)で前月比0.6%増、前年同月比13%増だった。定期保守点検の完了と石化製品の需要拡大が要因だ。7日付経済日報が報じた。
台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の10月売上高は前月比7%増、前年同月比21.2%増の316億8,100万元で、過去3年で最高だった。芳香族炭化水素の第3プラント(Aro-3)、スチレンモノマー(SM)プラント、炭酸プロピレン(PC)プラントの定期保守点検が完了していたほか、顧客の在庫水準が低く、需要が強かったためと説明した。
南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)の10月売上高は260億6,300万元で前月比2%減、前年同月比14.5%増と、大幅成長だった。エチレングリコール(EG)第2プラントの定期保守点検により出荷量が減少したものの、EG需要が強く、販売価格が前年同月比で38%上昇し、出荷減少分を補塡(ほてん)した。
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)の10月売上高は165億8,100万元(前月比5.8%減、前年同月比9.6%増)、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)は524億1,000万元(前月比0.5%増、前年同月比8.9%増)だった。
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