ニュース 建設 作成日:2017年11月7日_記事番号:T00073796
内政部の不動産取引実勢価格情報によると、台北市の第1~3四半期オフィスビル賃貸取引で、信義区の台北101ビル80階の賃料が1坪当たり月額3,803台湾元(約1万4,000円)で最高だった。フロア全体の賃料でも台北101ビル46階が月額124万3,100元で最高だった。7日付経済日報が報じた。
台北101ビル80階のオフィスは医薬品の英シャイアーが2月に賃借した。46階は中国最大の建築企業グループ、中国建築工程総公司(CSCES)傘下の中建海峡建設発展が328.9坪を1坪当たり月額3,780元で賃借した。
台湾房屋研究智庫の張旭嵐広報担当は、信義区では国泰置地広場ビルが昨年供用を開始したが、台北101ビルは台湾の象徴的ビルであり、外資系企業や台湾の大手企業の入居が依然相次いでいると説明した。
第1~3四半期の台北市の100坪以上のオフィス賃貸取引は170件で、平均賃料は1坪当たり月額1,594元だった。行政区別では中山区が44件と最多で、これに松山区の40件が続いた。内湖区は海外から台湾にUターンした台湾系企業の賃借需要増で30件となり、信義区を抜いて3位に浮上した。
平均賃料では信義区が1坪当たり月額2,318元で依然最高だった。中山区は1,718元、松山区は1,544元、内湖区は1,296元だった。
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