ニュース 電子 作成日:2017年11月8日_記事番号:T00073812
通信用IC大手の米ブロードコムは6日、同業の米クアルコムに買収を申し入れた。負債の引き受けも含めた買収総額は1,300億米ドルに上る。両社の経営統合が実現すれば、聯発科技(メディアテック)をはじめとする台湾IC業界にも影響は必至だ。
半導体業界が予想するのは、両社の合併がIC業界再編の起爆剤になる可能性だ。ブロードコムとクアルコムが合併すれば、インテルが業界の主導権をめぐって反撃を試みるのは確実とみられるためだ。
8日付電子時報によると、業界関係者は「メディアテックの時価総額は180億米ドルにも満たず、業界大手による合併目標になりかねない。台湾はメディアテックを失う方向へと歩んでいるようだ」と懸念。同紙は「台湾が本当にメディアテックを失うことになれば、IC設計産業で世界2位の地位は危うくなる」と警告した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722