ニュース 電子 作成日:2017年11月8日_記事番号:T00073813
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)傘下の世界先進積体電路(VIS)の方略董事長は7日、来年は指紋認証IC、パワーマネジメント(電源管理)IC、発光ダイオード(LED)ドライバICの受注増が見込めるため、新工場建設または既存工場の買収を検討していると明らかにした。8日付電子時報が報じた。
VISは、8インチウエハー工場3基のフル稼働状態が続いている。
方董事長は、来年は生産能力の多くを指紋認証ICに充てる必要がある上、パワーマネジメントICの受注も2桁成長を維持できる見込みで、生産逼迫(ひっぱく)が続くとの見通しを示した。その上で、4基目となる新工場の建設場所、または買収先を検討していると説明した。
VISの第3四半期売上高は64億台湾元(約240億円)で前期比9%増加した。小型液晶パネルドライバIC、パワーマネジメントICの出荷が好調だった。純利益は11億5,800万元で18.3%増加した。
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