ニュース 電子 作成日:2017年11月8日_記事番号:T00073814
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)は7日、台湾半導体産業の2017年生産額は前年比0.5%増の2兆4,600億台湾元(約9兆3,000億円)と予測した。世界平均を大きく下回る伸び率で、米国に次ぐ世界2位の座を韓国に奪われる見通しだ。2020年までに中国にも追い抜かれる可能性がある。8日付自由時報などが報じた。
IEKによると、世界経済の安定成長、DRAM価格の大幅上昇から、世界の半導体産業の17年生産額は前年比20%近く成長し、初めて4,000億米ドルの大台に乗る見通しだ。上位より▽米国、2,164億米ドル▽韓国、868億米ドル▽台湾、805億米ドル▽日本、445億米ドル▽欧州、370億米ドル▽中国、255億米ドル──の順だった。
うち台湾の伸び率が小さかったのは、▽DRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)が米マイクロン・テクノロジーの完全子会社となった▽IC設計業界の生産額の前年割れ──などが要因だ。来年は、人工知能(AI)分野への応用拡大で、生産額2兆6,300億元で前年比7.1%増と、世界最高の伸び率が予測されている。
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