ニュース 機械 作成日:2017年11月8日_記事番号:T00073821
機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)の統計によると、10月の機械設備輸出額は22億1,000万米ドルと前年同月比16%増加し、4カ月連続で2桁増、22億米ドル以上となった。中国の需要が大幅に伸びたためだ。8日付工商時報が報じた。
1~10月の機械設備輸出額は208億米ドルと前年同期比20.8%増加した。既に昨年通年の211億4,700万米ドルに迫っている。
TAMIの柯抜希理事長は、1~10月の機械設備輸出額のうち電子機械が29億4,000万米ドル、前年同期比59.7%増と最大の伸びを示したほか、工作機械、木工機械、繊維機械、プラスチック・ゴム機械なども全て増加したと説明。台湾機械産業の通年の生産額は台湾元換算で1兆1,000億台湾元(約4兆1,000億円)となり、初めて1兆元を突破するとの見通しを示した。
柯理事長は、機械業界の受注見通しは来年第1四半期まで立っていると説明。ただ、リニアガイドの不足が深刻で、多くの業者が、受注に対応するためにリニアガイドメーカーによる5~10%の値上げをのんでいると明らかにした。
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