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宝石展示会終了後に窃盗事件、日本人も被害


ニュース 社会 作成日:2017年11月8日_記事番号:T00073834

宝石展示会終了後に窃盗事件、日本人も被害

 台北世界貿易センター1館で3日に開幕した台湾最大の宝石展示会、台湾珠宝首飾展覧会(台湾ジュエリー・ジェムフェア)の最終日6日、同館駐車場で宝石7点、2億5,000万台湾元(約9億4,000万円)相当が盗まれる事件が発生した。警察は中南米国籍の容疑者8人を特定したが、うち3人は既に台湾を出境しており、インターポール(国際刑事警察機構)に捜査協力を要請している。8日付蘋果日報が報じた。

/date/2017/11/08/19jewel_2.jpg侏羅紀の伍董事長(右)は、犯行はわずか5分足らずだったと話した(7日=中央社)

 警察によると、桃園市の宝石業者、侏羅紀の伍穗華董事長は同展示会終了後、午後6時ごろに同館地下1階の駐車場で、車の荷室の荷物を整理していた際、助手席に置いていた総額2億5,000万元相当の宝石や指輪などが入ったかばんを盗まれた。当時、車の近くには警察官2人がいたが、外国籍の容疑者2人が警察官にそれぞれ道を尋ねて視界をさえぎり、その隙に共犯の男が助手席側のドアを開けて犯行に及んだという。

 また、同日午後6時半ごろ、同展示会に出展した日本人の宝石事業者も同館の外で車を待っている間に現金30万円が入ったかばんを盗まれた。警察は東南アジア国籍とみられる男2人と中東地域の国籍とみられる女1人の計3人の容疑者を特定し、捜査を進めている。