ニュース 電子 作成日:2017年11月9日_記事番号:T00073849
通信キャリア、台湾之星電信(台湾スターテレコム)は8日、月額188台湾元(約710円)の第4世代移動通信システム(4G)使い放題プランを発表した。申し込み日は今月11日のみ、5万人限定などの条件付きながら、利用期限のない4G使い放題プランで業界最安値だ。9日付経済日報が報じた。
同プランは、新規契約と、電話番号ポータビリティー(MNP)利用の他社からの乗り換え限定で、台湾スターの既存ユーザーは対象外。
台湾スターは昨年にも、月額180元で1年間4G使い放題となるプランを5,000人限定で発表し、申し込みが殺到した。今回は利用が無期限で、申込者数の上限も大幅に引き上げており、大きな反響を呼びそうだ。
同業の中華電信、台湾大哥大(タイワン・モバイル)、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)は追随しないと表明した。
業界関係者は、4G料金の値下げ競争で、ユーザーが安いプランを当然と思えば、将来5Gサービス開始時に影響が出ると懸念を示した。
国家通訊伝播委員会(NCC)によると、台湾の4Gユーザー数は9月末時点で2,169万人で、年末に2,335万人に達し、普及率100%に近づく見通しだ。9月末時点の普及率は92%で、韓国は94%、日本は82%だった。
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