ニュース 公益 作成日:2017年11月9日_記事番号:T00073862
台湾電力(台電、TPC)の大潭天然ガス(液化天然ガス)火力発電所(桃園市観音区)向けの台湾中油(中油、CPC)の第3LNG受け入れ基地(観塘工業区)の着工が環境保護問題で遅れていることについて、行政院の張景森政務委員は8日、対応策の検討を急ぐ考えを表明した。9日付工商時報が伝えた。
同基地の着工は、環境影響差異分析報告の審査未了で遅れている。同基地が2022年までに天然ガスの供給をできなければ、電力の供給予備率10%達成が困難となる。
張政務委員は8日、経済部能源局(エネルギー局)、TPC、CPCの幹部を集め、対応を協議した席上、「できるだけ生態を破壊せず、共存共栄を図る策の検討に着手した」と説明した。
経済部能源局の林全能局長は、サンゴモが形成した生物礁(藻礁)を避け、環境への影響を最小化する方向で検討していると説明した。
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