ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年11月10日_記事番号:T00073879
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)が9日発表した10月売上高は296億300万台湾元(約1,100億円)で、前月比0.7%減、前年同月比13.7%増だった。出荷量は減少したものの価格は上昇し、前年同月比で2桁成長となった。10日付経済日報が報じた。
CSCと同社子会社の中龍鉄鋼(ドラゴン・スチール)を合わせた10月の鉄鋼製品出荷量は122万7,000トンで、前月比7万2,000トン減だった。うちCSCは95万3,000トンで前月比2万8,000トン減、ドラゴン・スチールは30万2,000トンで前月比4万4,000トン減だった。川下メーカーが早くから在庫を積み増ししていたことが要因だ。
鉄鋼製品のオファー価格は、CSCで前月比1トン当たり平均約800元、ドラゴン・スチールで約1,100元引き上げた。前年同月比では1トン当たり平均3,000元以上引き上げた。
証券会社は、CSCは10月出荷分については、一部、第3四半期のオファー価格で出荷しているが、11~12月は全面的に引き上げ後の価格で出荷することから増収になると予想した。
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