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スーパーの全聯、鹿児島産豚肉を独占販売


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年11月10日_記事番号:T00073883

スーパーの全聯、鹿児島産豚肉を独占販売

 スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(Pxマート)は9日、鹿児島産の輸入豚肉を台湾で独占販売すると発表した。平均価格は台湾産の約2倍だが、消費者が手軽に高品質な豚肉の味を試すことができるよう、1パック200台湾元(約750円)からの価格で販売する。10日付工商時報が報じた。

 全聯が今回、台湾農畜産工業(THAM)と共同で輸入する鹿児島産豚肉は、日本政府の認可を受けた畜産場40カ所で飼育されているもので、飼料から加工、販売まで厳しい管理体制が敷かれているという。

 全聯の蔡篤昌営運長によると、同社では生鮮食品の売上高構成比が20%を占め、うち豚肉が40%、鶏肉が30%、牛肉が20%となっている。鹿児島産豚肉の販売により、生鮮食品で1~2%の増収を見込んでいる。

 なお9月に14年ぶりに輸入が解禁された日本産牛肉について蔡営運長は、高価で生産量も限られるため、販売するかどうかは依然、検討中だとコメントした。