ニュース 電子 作成日:2017年11月13日_記事番号:T00073892
米アップルの新型スマートフォンiPhoneXで、シャープによるレンズモジュールと顔認証システム「Face ID」モジュールの接合の不具合が生産台数不足の主因と指摘される中、シャープと同じ鴻海科技集団(フォックスコン)傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)が技術支援を行い、シャープ側の問題点が解決したもようだ。13日付経済日報が報じた。
鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、「論功行賞(功績に応じて賞を与えること)」として、両モジュールの接合作業を今年末にもGISの中国・深圳工場に全面的に移管することをアップル側に求めている。iPhoneXの出荷増は鴻海とGISの業績にとって追い風となりそうだ。
消息筋によると、GISは郭董事長の指示を受け、200人の技術陣が日本入りし、シャープの接合作業の手順や接合素材を見直すなどして、問題解決に成功したという。現在も40~50人が日本に残っている。
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