ニュース 電子 作成日:2017年11月13日_記事番号:T00073896
13日付工商時報によると、アップルのタブレット端末「iPad」の2018年モデル向け次世代プロセッサー「A11X Bionic」は、台湾積体電路製造(TSMC)の7ナノメートル製造プロセスおよび統合ファンアウト型ウエハーレベルパッケージング(InFO-WLP)技術が採用される見通しで、既にテープアウト(設計完了)した。来年第1四半期末~第2四半期はじめに量産を開始するとの観測が業界で伝えられている。事実とすれば同プロセッサーはTSMCが初めて量産する7ナノ製品となる。
「A11X」プロセッサーはオクタコア(8コア)設計を採用し、高性能コア「モンスーン」3個、高効率コア「ミストラル」5個という構成となるとみられる。
また7ナノプロセスによる「A11X」生産が順調な学習曲線を描けば、アップルは同プロセスによる「A12」プロセッサーの量産を18年下半期にも開始する方針とされる。さらに19年はじめには「A12X」プロセッサーの量産が始まり、EUV(極端紫外線)リソグラフィー技術を導入する第2世代の7ナノプロセス(7ナノプラス)が初採用される製品となる見込みだ。
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