ニュース 電子 作成日:2017年11月13日_記事番号:T00073898
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した10月売上高は前月比6.7%増、前年同月比3.8%増の945億2,000万台湾元(約3,600億円)で、過去最高を更新した。アップルのiPhoneX(テン)向けのプロセッサー「A11」の出荷が同月から本格化したことが要因だ。証券会社は、第4四半期売上高も前期比10%増加して四半期ベースの過去最高を更新するとみている。11日付工商時報が報じた。
iPhoneXの需要は強く、「A11」出荷のピークは来年第1四半期も続く見通しで、TSMCの同期業績に引き続き貢献する見通しだ。
TSMCは第4四半期、16および28ナノプロセス製品の生産ラインもフル稼働が続いている。大手顧客である聯発科技(メディアテック)の「Helio(ヘリオ)P23」の出荷が好調な上、仮想通貨のマイニング需要によってエヌビディアの16ナノプロセス製品の出荷が拡大している。エヌビディア向けでは12ナノプロセス製品も量産を開始しており、第4四半期の成長要因の一つとなっている。
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