コンピューター周辺機器メーカー、致伸科技（プリマックス・エレクトロニクス）は10日の董事会で、車載システム開発のベルファスト・ホールディングス（ケイマン諸島登記）の株式37%を4,810万米ドルで取得することを決議した。プリマックスはベルファストの筆頭株主となる。11日付経済日報が報じた。
プリマックスは、ベルファストが開発した電動パワーステアリング（ＥＰＳ）システムや配光可変型前照灯システム（ＡＦＳ）などは中国を含む世界の自動車大手の認証を得ていると指摘。ベルファストへの出資により、プリマックスはカーエレクトロニクス事業を強化できると説明した。
一方、ベルファストはプリマックスのコンシューマーエレクトロニクス製品の量産技術、精密製造プロセス、自動化技術を利用して事業規模拡大と管理システムの強化が可能となる。
