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TSRCの特殊化学品、5年後に売上構成比過半目指す


ニュース その他製造 作成日:2017年11月13日_記事番号:T00073903

TSRCの特殊化学品、5年後に売上構成比過半目指す

 合成ゴム大手、台橡(TSRC)の蔡偉強総経理は10日、単価の高い特殊化学品の売上高構成比を5年後に50%以上まで高めると表明した。昨年は40%だった。利益率を今年上半期の約6%から、5年後に10%以上に引き上げる計画だ。11日付工商時報が報じた。

 TSRCの2016年売上高は269億5,500万台湾元(約1,000億円)で、うち合成ゴムが60%を占めた。今年は特殊化学品の出荷増によって、1~10月の売上高が前年同期比23.03%増の270億800万元と既に前年通年を上回った。

 TSRCは、今年は合成ゴム、特殊化学品の両方の売上高が伸びていると説明。インド工場の稼働率は昨年の40%から70~80%に高まっているという。

 TSRCは利益率引き上げに向け、新規市場の開拓、革新的製品の開発などに注力する方針だ。