ニュース 政治 作成日:2017年11月13日_記事番号:T00073913
ベトナム・ダナンで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に特使として派遣された宋楚瑜・親民党主席は12日午前、日本の安倍晋三首相と30分間にわたって会談した。宋氏は、地域の経済統合および国際社会に参加したいとの台湾の希望を表明し、安倍首相は支持する考えを示したという。両者はまた、日台間の経済、貿易、観光面での交流を拡大させることで一致した。聯合報などが13日報じた。
トランプ大統領(左2)と握手する宋楚瑜氏(右1)。朝から晩まで大忙しで日程をこなした(11日=中央社)
注目されていた中国の習近平国家主席との交流では、同行した陳美伶・国家発展委員会(国発会)主任委員によると、APEC・ASEAN非公式対話が終了して、各国の首脳が車に乗る際、習主席の方から宋氏に近づいてきて握手をし、短いあいさつを交わしたという。メディア関係者がいる場面では、両者は全く接触しなかった。
宋氏はまた、11日のワーキング・ランチの際、「歴史を縄とするべきではない。恩讐で手足を縛るのはなく、ほどいて共に協力し合おう」と各国首脳の前で習主席に呼び掛けた。
宋氏はこの他、トランプ米大統領やロシアのプーチン大統領、シンガポールのリー・シェンロン首相、ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問らと交流。12日午後に台湾に戻った。
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