40代で依然「台湾ナンバーワンモデル」と称されるモデルで女優の林志玲（リン・チーリン、42）がこのほど、元恋人で人気男性アイドルグループ「Ｆ４」のメンバー、言承旭（ジェリー・イェン、40）とマレーシアのホテルで２人で姿を現したことがスクープされた。大物カップルがよりを戻したとの報道に大きな注目を集める中、言がメディアにこれを認める発言を行った。

林志玲がいつ結婚するのかはここ数年、台湾芸能マスコミの最大の関心事となってきた（林志玲公式フェイスブックより）

　林はモデルとして成功を収めた後、俳優に転じ、2008年公開の中国映画『レッドクリフ』に出演するなど活躍。日本でもドラマ『月の恋人～Moon Lovers～』で木村拓哉の相手役を演じ、知名度を高めた。

　一方、言もモデルとしてキャリアをスタートさせた後、00年に俳優としてデビュー。日本の漫画『花より男子』をドラマ化した『流星花園』で主役を演じたことでブレークを果たし、同作品で共演した俳優３人と「Ｆ４」を組んだ。

　２人が交際しているとの情報が最初に伝えられたのは02年のこと。05年にはバスローブを着て寄り添う写真が流出したことで報道が裏付けられる形となったが、翌年、破局したとされる。しかし「プリンセスとプリンスの恋愛」と呼ばれ、誰もが「お似合いのカップル」と認める２人についてはその後、何度も「よりを戻した」との報道がたびたび持ち上がっていた。

　そんな中、マレーシアの華字紙『中国報（チャイナ・プレス）』が11日、「クアラルンプールで世紀の復縁」という見出しとともに、現地のホテルに２人で宿泊したと報じた。

　報道によると、仕事のため９日からマレーシアを訪れていた林は、10日に同国に到着した言を迎えに空港へ行き、そのまま２人で林が泊まるホテルへ直行したとされる。また12日にはインターネット上にホテルのフィトネスジムに連れ立って現れた２人を撮影した画像が拡散された。

　中国報に掲載された写真やネットで拡散された画像は、はっきり本人と断定できるものではなかったが、メディアの取材に対し言は「つながりを持ててとてもうれしい。互いに誠実な気持ちを持っている」と交際を認めるコメントをした。

　また林の母親も取材に対し、「２人は別れた後も友人として付き合っており、よく家にも来ていた」「恐らくずいぶん前によりを戻していた」と話した。そして「彼らが良いと思うなら、当然、私もＯＫよ」と交際を応援する姿勢を見せた。

　なお中国報は続報として、林が既にウエディングドレスを製作済みで、２人はバリ島で結婚式を上げる予定と伝えており、14年越しの２人の関係はついにゴールインを迎えることになるのかもしれない。