ニュース 運輸 作成日:2017年11月14日_記事番号:T00073928
陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)は来年以降、米国航路などに投入している貨物船20隻の長期リース期限が切れるタイミングで、運航コストがかさむ、高賃料、低効率の船舶の更新を計画している。14日付工商時報が伝えた。
陽明海運は遠洋航路の大型船舶と近距離航路の中・小型船舶の計約20隻を新たに建造する構えで、船舶によって20~60%の運航コスト節減が図れると試算している。
陽明海運が保有する8,000TEU(20フィートコンテナ換算)、4,000~5,000TEUのコンテナ貨物船は、9~10年前にリースバック方式で取得したものだが、当時は船舶価格、船舶賃料ともに高止まりしていた。8,000TEUの船舶は当時、1日当たりの用船料が3万米ドル以上で契約されたが、現在ではさらに大型の1万TEUの船舶で用船料が同3万米ドルで推移しており、用船料の相場は値下がりしている。
陽明海運は高額な用船料で契約した20隻を今後3年で段階的に整理する方針とされる。同社は長期リース方式で、船舶リース会社に新船の建造を依頼するとみられている。
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