ニュース その他分野 作成日:2017年11月14日_記事番号:T00073933
台北市政府環境保護局は13日、大気汚染が悪化した際の市の対策である「台北市空気品質悪化防制措施」を発表した。空気質指数(AQI)が400以上の「一級厳重悪化」に達した場合、市内の学校を休みとし、公共関連の屋外での業務を停止するとともに、屋外イベントを禁止する。屋外の業務には、道路舗装や建設工事、電線の修理などが含まれる。屋内での業務は停止措置をとらない。同措置は即日実施する。14日付経済日報などが報じた。
台北市ではAQIの数値を5段階に分けて、200以上の「三級厳重悪化」で防御指揮センターを設置して対応に当たる。150以上の「一級警戒」、100以上の「二級警戒」では市長を指揮官とする対策センターを立ち上げる。
「一級厳重悪化」に達した場合、木柵、北投、内湖のごみ焼却場、および二酸化炭素(CO2)排出量が上位20カ所の民間・公共の焼却場や工場などの稼働率を40%に落とす。さらに、個人用の交通手段の利用禁止、観光やスポーツのイベントの中止を求める。
ちなみに台北市でAQIが400を上回ったのは2010年に砂嵐に見舞われた際の1回のみで、それ以降は発生していない。
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