ニュース 政治 作成日:2017年11月14日_記事番号:T00073936
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に台湾から特使として出席した親民党の宋楚瑜主席は13日、記者会見を開き、中国の習近平国家主席と「非常に自然な形」で接触があったと語った。その上で、「多くを語るべきではない事柄もある。語るべき点は蔡英文総統に伝える」と説明した。
宋主席は(左)は、中国は「大国らしく」、「誠意があった」と強調した(13日=中央社)
一部報道によれば、宋主席は習氏と関連会合で車を待つ際に握手した程度で実質的な接触はなかったとされる。ペルーでの前回のAPEC首脳会議では、両者は約10分間接触しており、今回は中国側の冷遇が際立った。
宋主席は「1回目よりも2回目の方が顔なじみになるもので、全ての首脳との接触は昨年よりも深いものだった」と述べたが、習主席との接触については、具体的な成果がなかったため、多くを語らなかった。
蔡英文総統は同日、APEC首脳会議に出席した代表団と会見し、「各国のリーダーが集まる場所に台湾も欠席せず、依然として重要な役割を担った」と述べたほか、宋主席が蔡政権の掲げる新南向政策の対象国のリーダーと積極的に対話を行ったことを評価した。
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