ニュース 電子 作成日:2017年11月15日_記事番号:T00073943
ノートパソコンなど受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の林百里(バリー・ラム)董事長はこのほど、同社が2年前よりAR(拡張現実)メガネの開発に取り組んでおり、画期的な光学技術を基にコストパフォーマンスに優れた製品を生み出したいとの考えを示した。その上で、「クアンタは将来、光学関連企業となる」と語った。15日付蘋果日報が報じた。
林董事長はARメガネについて、透過性が高いため装着しても過度に疲労することはなく、人間の使用習慣に適していると指摘。今後はまず商業分野で利用が始まり、徐々に応用先が多様化すると将来性に好感を示した。
なお梁次震・同社副董事長は、第4四半期の同社のノートPC出荷台数は前期比同水準となり、粗利益率は上昇すると予想。来年のノートPC市場について引き続き縮小が見込まれるが、縮小幅は大きく緩和すると予測した。また同社ではウエアラブル(装着型)端末、クラウド、オールインワン(モニター一体型、AIO)PCなど非ノートPC事業の売上構成比が45~50%に拡大しており、今後これにARメガネが加わることになると語った。
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