ニュース 電子 作成日:2017年11月15日_記事番号:T00073947
鴻海精密工業が14日発表した第3四半期純利益は前期比17.6%増、前年同期比39.3%減の210億2,900万台湾元(約790億円)と、過去6年の同期で最低だった。アップルのスマートフォンiPhone8/8プラスの発売が9月下旬、iPhoneXの発売が11月初旬と、例年より遅かったことが要因だ。15日付経済日報が報じた。
第3四半期連結売上高は1兆788億9,100万元で前期比16.96%増、前年同期比0.33%増だった。粗利益率は5.83%で前年同期比1.61ポイント下落し、過去9年の同期で最低だった。営業利益率は1.7%で前年同期比2.18ポイント下落、純利益率は1.95%で1.27ポイント下落と、軒並み前年を下回った。
同社主管は、昨年と製品構成が異なる上、米ドルや人民元の上昇がマイナス要因となったと説明した。
市場では、iPhoneXの販売好調を受けて、第4四半期は粗利益率が今年最高となり、通年で増益が予想されている。
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