ニュース 電子 作成日:2017年11月15日_記事番号:T00073953
群創光電(イノラックス)、友達光電(AUO)、瀚宇彩晶(ハンスター)、中華映管(CPT)の液晶パネル4社の第3四半期決算が出そろい、合計の利益額が193億3,300万台湾元(約730億円)に達した。通年利益は金融危機以降で最高に達する見通しだ。15日付工商時報が報じた。
大手2社は同期、テレビ用パネル価格の影響で、イノラックスが前期比27.7%減の87億5,700万元、AUOが8.1%減の82億2,400万元と、いずれも減益となったが依然高い水準を維持した。
ハンスターは、携帯電話用パネルの価格上昇によって前期比108%増の21億6,800万元と4社のうち唯一増益となった。中華映管は本業が利益7,424万元で黒字転換、最終損益は為替差益などもあり1億8,400万元の黒字を確保した。
4社全体の1~9月利益は675億8,500万元。第4四半期は大型パネル価格が引き続き下落する一方、中小型パネルは小幅な上昇となり、4社とも黒字が続く見通しだ。各社とも近年は財務改善に力を入れ、負債比率は過去最低となっている。
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