インターネット通販大手「ＰＣホーム24ｈ購物」は、10～13日の独身の日（11月11日）セール期間中の売上高が前年同期の2.3倍の15億台湾元（約56億円）となり、過去最高を記録したと発表した。期間中の１日当たり売上高は普段の10倍で、セール期間中にサイトにアクセスした消費者は延べ5,600万人に上った。16日付工商時報が報じた。
ＰＣホームによると、３Ｃ（コンピューター、通信、家電）製品が一番人気だった。スマートフォンやタブレット端末の売上高は普段の６倍で、アップル、小米科技（小米、シャオミ）、サムスン電子の製品がよく売れた。ノートパソコンの売上高は普段の4.5倍で、聯想集団（レノボ）、華碩電脳（ＡＳＵＳ）、マイクロソフトの製品が好調だった。家電の売上高は普段の３倍で、シャオミのロボット掃除機「米家掃地機器人」、ダイソンの掃除機、ハネウェルの空気清浄機が人気だった。
今年は、多くの消費者が独身の日セール期間に合わせて、値下げ幅が大きい高価格の３Ｃ製品を計画的に購入する傾向がみられた。
