通信キャリア大手、遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）のモバイル決済アプリ「フライデー銭包」のダウンロード件数が100万件に迫っている。16日付経済日報が報じた。
同アプリは昨年末の提供開始以来、順調に普及し、現在では台湾でダウンロード件数がモバイル決済アプリで首位となった。同アプリは遠東集団（ファーイースタン・グループ）集団系列の遠東百貨（ファーイースタン・デパートメント・ストアズ）、遠東そごう百貨、新竹巨城購物中心（ビッグシティー）、遠企購物中心（ザ・モール）、シティースーパー、愛買（ａマート）などで使用可能となっている。
10月の決済件数は前月の４倍に達し、１カ月で２万人がユーザーに加わった。同月のユーザー１人当たりの決済額は前月の３倍に増えた。
遠伝電信は、遠東そごうの周年慶（創業祭）セールが始まっており、１日当たりの決済金額が1,000万台湾元（約3,800万円）を超え、期間中の決済額が５億元に達すると期待している。
