ニュース その他分野 作成日:2017年11月16日_記事番号:T00073991
台湾経済研究院(台経院)は16日、台湾の2017年の域内総生産(GDP)成長率予測値を2.5%へと、従来から0.42ポイント上方修正した。世界景気の回復や国際原料価格の上昇を受け、台湾の経済成長が予想を上回ったと説明した。16日付工商時報が報じた。
第4四半期の展望について台経院は、財政部の統計では10月輸出総額が13カ月連続で前年を上回り、単月の過去最高を記録したことから、経済成長が続くとの見方を示した。
台経院はまた、18年GDP成長率は2.3%で前年比0.2ポイント下落すると予測した。米国や新興市場は好調を維持するものの、欧州、日本、中国は17年ほどの成長は見込めないと予想。輸出や民間投資の2桁成長維持は難しいとして、18年GDP成長率はやや縮小するとの見方を示した。
ただ、蔡英文政権が進める大型インフラ整備計画や、最低賃金の引き上げにより消費が拡大すれば、GDP成長率は横ばいを維持できるとの予想も示した。
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