ニュース 電子 作成日:2017年11月17日_記事番号:T00074000
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下の拓墣産業研究院(TRI)が発表した世界のIC設計会社の第3四半期売上高ランキングで、台湾最大手の聯発科技(メディアテック)は20億5,300万米ドルで前年同期比18.8%減と、上位10位で唯一2桁減となった。2桁減は2四半期連続。順位は4位で前期と同じ、前年同期からは1ランク落とした。17日付工商時報が報じた。
TRIの姚嘉洋アナリストは、クアルコムのミドル~ハイエンドスマートフォン向け「スナップドラゴン636」、「スナップドラゴン636」が価格でもスペックでも競争力があり、メディアテックは「ヘリオP23」「ヘリオP30」を発売したものの、出荷枚数が減少したと指摘した。
首位はブロードコムで、第3四半期売上高は46億8,900万米ドルで前年同期比16.3%増。2位以下は、▽クアルコム、46億5,000万米ドル(12.8%増)▽エヌビディア、22億9,000万米ドル(40.2%増)──と続いた。
台湾メーカーは、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)が前年同期比3.1%増の4億米ドルで8位、瑞昱半導体(リアルテック・セミコンダクター)が6.5%増の3億5,300万米ドルで10位だった。
減収は、メディアテックと7位のマーベル・セミコンダクター(6億800万米ドル、1.1%減)の2社のみだった。上位10位の順位は前期と変わらなかった。
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