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台化彰化工場、県が12.4億元罰金


ニュース 石油・化学 作成日:2017年11月17日_記事番号:T00074007

台化彰化工場、県が12.4億元罰金

 彰化県政府は16日、台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)彰化工場内のボイラーで使用された瀝青炭の成分が環境説明書の内容と異なっていたとして、同社に12億4,400万台湾元(約47億円)の罰金処分を下した。中央社電が伝えた。

 問題のボイラーを含む3基は、設備操作許可証更新が認められず、稼働停止に追い込まれていた。台化は処分を不服として、行政上の救済手続きを申し立てるほか、罰金処分の執行停止を裁判所に求める構えだ。

 台化の洪福源副董事長は「問題のボイラーの大気汚染物質の排出はいずれも環境説明書で確約した内容と一致しており、国家基準を下回っている」述べ、台化は環境影響評価に違反しておらず、環境に配慮して十分な成果を挙げていると主張した。