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10月の訪台中国人、26.5%増


ニュース 商業・サービス 作成日:2017年11月17日_記事番号:T00074012

10月の訪台中国人、26.5%増

 台湾行政院大陸委員会(陸委会)が16日発表した統計によると、10月の訪台中国人旅行者は前年同月比で26.5%増と、3カ月連続で前年同月を上回った。8月は4.7%増、9月は3.3%増で、10月に伸び幅が大きく拡大した。17日付工商時報が報じた。

/date/2017/11/17/11Trip_2.jpg邱副主任委員は、中国は政治的な理由で訪台旅行客数を制限すべきではないと呼び掛けた(16日=中央社)

 陸委会の邱垂正副主任委員は、明らかに回復基調にあるとしつつも、基準となる昨年の数値が低かったことが背景にあると指摘。回復基調が続くかは観察が必要との見方を示した。

 邱副主任委員よると、年初から11月7日までの訪台中国人旅行者数は延べ159万人で、前年同期比33.4%減。うちツアー客は43.4%減、個人旅行者は23%減となった。昨年通年の訪台中国人旅行者数は延べ351万人で、前年比で67万人、16%の減少だった。

 邱副主任委員は、中国人旅行者の訪台を歓迎する台湾政府の立場に変化はないと説明。観光を通じて中台間の交流、理解を深めていくことは、中台関係の安定的な発展に貢献するとの立場を示した。