ニュース 金融 作成日:2017年11月17日_記事番号:T00074014
台湾独自のモバイル決済サービス「T wallet(台湾ペイ)」を運営する台湾行動支付(twMP)は16日、同サービス用スマートフォンアプリのアップデートを行い、近距離無線通信(NFC)非対応のスマートフォンでもQRコード方式を通じてサービスの利用が可能になったと発表した。17日付工商時報が報じた。
台湾ペイは、来年第1四半期にもクレジットカード国際ブランドの利用拡大を予定している(台湾行動支付リリースより)
なお同サービスが利用可能なNFC非対応スマホは「アンドロイド5.0」以降のOS(基本ソフト)がインストールされた機種となる。
このほか銀行間ネットワークの運営会社、財金資訊(FISC)が9月に台湾ペイのQRコード標準支払い基準を決定したことを受け、アプリにQRコードを通じた「振り替え」が可能となった。
なお現在、台湾ペイのインターネットバンキングユーザーのキャッシュカードを使ったQRコード式モバイル決済サービスは▽合作金庫商業銀行▽華南商業銀行▽土地銀行▽第一商業銀行(ファースト・コマーシャル・バンク)▽新光商業銀行▽彰化商業銀行(CHB)▽兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)▽上海商業貯蓄銀行──のカードで利用可能となっているが、来年には参加銀行が27行増加する見通しだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722