ニュース 金融 作成日:2017年11月17日_記事番号:T00074016
金融監督管理委員会(金管会)の顧立雄主任委員は16日、政府系金融機関の再編について、金管会が政府系金融機関同士や民間金融機関とのM&A(合併・買収)を強く推進することはないが、「銀行の数が多過ぎることは確かだ」と認め、一部の小規模銀行や業績不良の銀行については管理を厳格化し、自発的にM&Aが進む環境づくりに努めるとの考えを示した。17日付工商時報が報じた。
顧主委は、身売りすべき具体的な銀行について「リストはなく、答えられる段階にない」と述べた。ただ、各行に対し、M&Aを検討に入れるよう求めていると話した。
金融監督当局がフィンテックによる革新的な金融サービスに実験の場を提供する「レギュラトリー・サンドボックス」の取り組みを台湾で開始するための「金融科技発展創新実験条例」案が立法院財政委員会で可決されたことに絡み顧主委は、金融サービスの革新にはコストが必要で、かつ将来の収益確保のため多くの業務で経済規模の拡大が求められることを実感すれば、銀行の統廃合は自発的に進むとの見方を示した。
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