耐熱ガラスやコーヒー器具メーカーのHARIO（ハリオ、本社・東京都中央区）は17日、スマートフォンのアプリと連携して、バリスタ世界チャンピオンが入れたコーヒーの味を再現できるコーヒーメーカー「サマンサ」を台北国際コーヒー展で発表した。発売は来年３月１日を予定している。18日付経済日報が報じた。
ハリオは昨年12月、台湾の人工知能（ＡＩ）専門家と、アプリ「HIROIA」を立ち上げた。サマンサは、HIROIAを通じて、湯の温度やコーヒーを入れる時間などを調節し、さまざまなバリスタの技術や世界各地のコーヒーの風味を再現できるという。またバリスタがネット上にアップロードした自分が最も理想とするコーヒーの入れ方をダウンロードし、ユーザーがサマンサを使って再現するという利用方法も想定されている。
