ニュース 運輸 作成日:2017年11月20日_記事番号:T00074038
復興航空(トランスアジア航空)の衝撃的な解散発表からあさって22日で丸1年を迎えるが、当時の保有機体27機のうち4割に当たる11機がいまだに引き取り手が見つかっておらず、桃園、高雄、台北松山の各空港に保管されていることが分かった。中央社が18日報じた。
27機のうち16機はもともとリース会社から借りていたもので、昨年末までに返還した。エアバスA330が2機、A321が1機、A320が1機、ATRが7機から成る残りの11機は、今年4月に、買い手が見つかりオファー価格は最高で3億6,400万米ドルと発表されたものの、結局交渉が折り合わず、新たな買い手を求めることになったという。11機は債権者の銀行団が各空港の利用料を支払い続けている。
航空機は長期間使用しないと部品が腐食する恐れがあり、売却に不利となる。売却で負債の穴埋めを図ろうという当時の復興航空経営陣の思惑は、現時点では外れてしまっている。
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