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日本PC市場の出荷成長予測、コンパル・ウィストロンに恩恵


ニュース 電子 作成日:2017年11月21日_記事番号:T00074051

日本PC市場の出荷成長予測、コンパル・ウィストロンに恩恵

 日本のICT(情報通信技術)市場調査会社、MM総研(MMRI)はこのほど、日本の2017年度(17年4月~18年3月)のパソコン出荷台数は前年度比2%増の1,031万3,000台、18年度は約10%増の約1,120万台と、法人向け需要が回復し、3年連続のプラス成長になるとの予測を示した。台湾の受託生産メーカー、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)や緯創資通(ウィストロン)などが恩恵を受ける見込みだ。21日付経済日報が報じた。

 MM総研は、日本の17年度PC出荷台数は個人向けが前年度比約4%減少する一方で、法人向けは約6%増加すると予想。18年度は法人向けが約15%増加すると予測した。

 日本の17年度上期(17年4~9月)のPC出荷台数は前年度同期比1.6%増の492万8,000台だった。メーカー別では、NECレノボがシェア25.8%で首位、富士通がシェア16.7%で2位だった。富士通は来年をめどに、聯想集団(レノボ)および日本政策投資銀行と合弁会社を設立すると発表している。3~5位は順に▽HP、シェア13.8%▽デル、シェア13.4%▽東芝、シェア10.6%──だった。