匯豊汽車が展開する若者向け中古車ディーラー、「イージーカー」は、創設から１年半で加盟業者が100社を突破し、５大ブランド入りを果たした。今年は他社に先駆けて保証対象を電子部品に拡大するなどアフターサービスを強化しており、来年は加盟業者数150～200社を目指す。21日付工商時報が報じた。
中古車販売業界の統計によると、台湾の中古車ディーラーの数は現在2,100社と2015年の2,300社余りから減少したものの、ブランドに加盟する業者の数は1,043社と３年前の984社から増加し、加盟率は42％から48％に上昇した。
匯豊汽車は「イージーカー」と「尚盟汽車服務事業（ＳＵＭ、サーブ・ユア・モーターズ）」ブランドを合わせた加盟業者数が500社に迫っており、業界最大手の地位を築いている。
匯豊汽車の蔡奇峯総経理によると、台湾の中古車販売市場は近年、70万台以上を維持してきたが、昨年は新車買い換えの貨物税（物品税）減免措置の影響を受けて65万4,000台に落ち込んだ。今年は同措置による効果が薄れたことから１～10月累計で前年同期比1.6％増を記録している。
