ニュース 商業・サービス 作成日:2017年11月21日_記事番号:T00074058
コンビニエンスストア大手のセブン-イレブンは20日、蒸し方式のおでん新商品「蒸美味関東煮」の販売を開始した。一方、全家便利商店(台湾ファミリーマート)も今月8日に新商品「関東煮・極品本舗」の販売を開始し、無料試食キャンペーンを展開中だ。気温が急に冷え込む中、コンビニのおでん商戦がスタートした。21日付工商時報が報じた。
ファミマは年間10億元の売り上げを目指す(20日=中央社)
セブン-イレブンが業界に先駆けて発売した蒸し方式のおでんは、2,000万台湾元(約7,500万円)を投じて開発した設備で、台湾風おでんの具材や米血糕(カモやブタの血ともち米を混ぜて蒸した料理)、糯米腸(ブタの腸にもち米を詰めて蒸した料理)などを調理して提供する。
9月に18店舗で試験的に販売したところ、導入前に比べて売り上げが40%伸びたという。年内に500店舗、来年は2,000店舗に導入する計画だ。
ファミマでも日本から直輸入した原料を使用、さらに過去1年に2,000万元を投じて調理設備の改良を進め、新商品を投入。コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」を通じた試食キャンペーンにも1,000万元近い費用をかけ、1週間に12万5,000個の単品を無料提供している。
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