ニュース その他分野 作成日:2017年11月21日_記事番号:T00074067
中部科学工業園区(中科)管理局の統計によると、中科に進出する企業の1~10月売上高は4,371億台湾元(約1兆6,000億円)と前年同期比6.35%増加し、同期の過去最高を記録した。ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の10ナノメートル製造プロセス製品の出荷拡大、および米半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーの工場拡張が貢献した。第4四半期は電子製品の需要期で輸出が伸びており、今年通年の売上高は前年比5~10%増加し、過去最高の5,500億元に達する見込みだ。21日付工商時報が報じた。
中科に進出する企業の1~10月輸出額は2,560億元と前年同期比22.3%増加した。中科管理局の陳銘煌局長は、第4四半期はモバイル端末の新製品発売や▽モノのインターネット(IoT)▽VR(仮想現実)▽スマートカー──向け需要増で輸出が伸びていると説明した。
中科に進出する企業は10月末時点で184社、総投資額は2兆886億元に上った。下半期に▽TSMC▽マイクロン▽安川電機▽台湾精鋭科技(アペックス・ダイナミックス)──などが工場拡張投資を続けており、総投資額は6,616億元に達した。陳局長(左)。中科は売上高の6割近くを半導体産業が占め、次いで液晶パネルなど光電産業が多い(20日=中央社)
陳局長は、中科に進出する企業の2018年売上高も前年比2桁成長し、過去最高の6,000億~6,200億元が期待できると述べた。
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