ニュース 社会 作成日:2017年11月21日_記事番号:T00074070
台湾海軍の黄曙光司令官(上将)は20日、慶富造船への掃海艇代金24億台湾元(約90億円)の繰り上げ払い問題について、「昨年末の支払い分は自分が決裁したものだ」と述べた。21日付工商時報が伝えた。
黄司令官(左)は資金の不正流用疑惑について、絶対にないと強調した(20日=中央社)
黄司令官は「昨年末に支払った第3期分の代金は自分が決裁したもので、自分が主役だ」と述べ、支払いは自分自身で決定したもので、総統府や国防部長も関与しておらず、誰からの働き掛けも受けていないと主張。その上で、「慶富造船の経営者親子が話をしたいと言ってきたが拒否した。海軍は法律と契約に従う。自分が全責任を負う」と強調した。
黄司令官が説明に追い込まれたのは、慶富造船の陳偉志副董事長が出席した会合の録音ファイルが公表されたことで、国防部の繰り上げ払いには外部から何らかの圧力が働いたとの疑惑が高まったためだ。
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