ニュース 電子 作成日:2017年11月22日_記事番号:T00074073
22日付自由時報が電子時報の報道を基に伝えたところによると、アップルは新竹科学工業園区(竹科)龍潭科学園区(桃園市龍潭区)の技術開発拠点で進めているマイクロLED(発光ダイオード)開発で、初期段階が完了したとの観測が台湾のLED業界で浮上している。アップルは今後、マイクロLEDパネルの量産に向けたボトルネック解消でファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)と協力を進める方針とされる。
観測によると、アップルは龍潭区の拠点において研究開発(R&D)チームの規模を縮小したとされ、これについて当初は短期内のマイクロLEDパネル量産が困難との判断から開発を放棄したとみられていた。しかしその後、アップルが2014年に買収した米ラックスビュー・テクノロジーで、マイクロLED開発の初期計画が完了し、研究の中心が米国へ移ったためとの見方が強まっている。
消息筋によると、マイクロLEDパネルは将来的に有機EL(OLED)パネルに取って代わるとみられており、アップルはウエアラブル(装着型)端末やAR(拡張現実)とVR(仮想現実)分野での応用を検討しているとされる。
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