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台肥と福懋油脂、台中港に工場建設へ


ニュース 石油・化学 作成日:2017年11月22日_記事番号:T00074082

台肥と福懋油脂、台中港に工場建設へ

 台湾肥料(台肥)と油脂メーカーの福懋油脂(フォルモサ・オイルシード・プロセッシング)は台中港での工場建設に向け、港湾運営会社の台湾港務台中港務分公司と用地賃貸借契約を締結した。投資額は計30億台湾元(約110億円)以上。22日付工商時報が報じた。

 台肥は台中港西10号埠頭(ふとう)の後背地約4.56ヘクタールに硝酸入り複合肥料の工場を設置する。年産能力は16万2,500トンを計画。台湾の需要増に対応するほか、蔡英文政権が進める新南向政策の対象国の市場開拓も進める。投資額は23億6,700万元。

 台肥は台中港西8、9号埠頭の後背地に台湾最大の肥料生産拠点を持つ。

 福懋油脂は台中港の港湾産業発展専業区の用地3.3ヘクタールに精製工場を設置する。台中港北埠頭と食品加工専業区に近い立地でサプライチェーンの集積効果を見込んでおり、台湾内外向けにパーム油などを生産する。2020年初めの稼働予定で、投資額は7億元。