遠東集団（ファーイースタン・グループ）傘下の百貨店大手、遠東そごうは今年の周年慶（創業祭）セール期間の売上高が現時点で前年同期比４%増加し、85億台湾元（約310億円）に達した。来週から台北市の天母店、新竹店ビッグシティー館でも周年慶セールを開始する予定で、全店の期間売上高目標106億元は達成できる見通しだ。22日付工商時報が報じた。
遠東そごうは、ここ２週間は気温の低下で冬物衣料の販売が増えたと説明。９～20日に周年慶セールを実施した台北市忠孝館、復興館、敦化館では最初の４日間に来店者数と客単価が3.5%伸びたという。
遠東百貨（ファーイースタン・デパートメント・ストアズ）は台湾全土11店のうち、最終組の板橋中山店（新竹市）なども先週、周年慶セールを開始した。全店の期間売上高目標は122億6,000万元で、既に80%を達成した。中でも台中大遠百（トップシティー）の売上高は27億元と前年同期比５%増加した。
日勝生活科技（ラジウム・ライフ・テック）が運営する台北駅周辺の商業施設、京站時尚広場（Ｑスクエア）は22日、周年慶セールを開始した。期間売上高は前年同期比2.5%の12億3,000万元を見込んでいる。
